
職人
昔は、はっぴ姿の職人がたくさんいました。
とび職、造園、花火師、米屋に酒屋など今もその姿を引き継がれているものは多少は残っておりますが、大半は姿を消えつつあります。
江戸時代、町人文化が開花し始めた頃から自分の職業という看板を背負った当時の制服というべきものではなかったのでしょうか。
今と昔
昔は、生地が今に比べ数段貴重でした。
その中ではっぴは、太物1反で2着作れる生地の使用が少なく大変安価に作れるものでありました。
そのせいもあり、職人たちは仕事着としての身形に着用していたとも考えられます。
職人の概要に触れると、また、幕末の天保の改革で羽織の着用が禁止された事もあり、その時代は急速に広まったようです。
裕福な時代になった今では、仕事環境に合わせたTPOで、汚れが付着しずらい素材や身体にフィットしたスタイルのもの、囃子を語ると、またはお洒落で清潔感のあるものに用途に合わせた制服が一般的になってきています。
しかし先人たちは、この制服の時代の中で、職業に誇りを持ち組織の結束を固め、今より貧しいものの少ないご時世で、はっぴを通して生き方を主張してきたのではないのでしょうか。
囃子を見ると、今から見れば、まったくの合理性の無い仕事着(制服)となるでしょうが、そこにも江戸時代の「粋」な証があったのかもしれませんね。
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